レンタルできる無人島【神奈川県横須賀市】

地域, 秀逸特集

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〜 東京からたった2時間で行ける「無人島」を冒険してみる?〜

東京湾に浮かぶ猿島(さるしま)は、東京駅からわずか2時間ほどで行ける無人島で、豊かな自然と歴史ロマンあふれる遺跡があることで知られています。東京から日帰りで行けるところに、こんな魅力的な無人島があることをご存知でしたか?

明治から昭和20(1945)年の終戦まで、猿島は旧日本海軍の要塞でした。島内にレンガ積みの建物が多いのは猿島要塞の名残で、フランス積みという貴重なものです。海からは濃い緑に覆われた“ふつうの島”にしか見えないのも猿島の特徴となっています。

そんな秘密めいた雰囲気をもつ猿島に一般が立ち入ることができるようになったのは昭和22(1947)年から。平成23(2011)年には、横須賀市立馬堀中学校や、横須賀市の地元企業からなる「猿島ミッション」による『無人島文化祭』が行われて話題となり、最近では、冬期の平日に“貸し切りができる無人島”として注目を集めています。


外周1.6km、面積約56,600m2(横浜スタジアムグラウンドの約4倍)の無人島・猿島では、さまざまなイベントも開催されています。2017年3月にはリアル体験型の謎解きゲーム『無人島からの脱出』が開催されています。舞台が本当の無人島だけに臨場感もたっぷり。
 
6月には『コスプレイベントacosta!@横須賀~無人島猿島・世界三大記念艦三笠でコスプレ撮影』も催されました。緑が豊かでレンガ積みの建物が多い、ロマンチックな猿島の風景をバックに幻想的な写真を撮ることができるイベントとして人気でした。

猿島には、人を惹きつけてやまない不思議な存在感があるようです。
猿島の観光スポットも情緒たっぷりです。猿島桟橋から島に入って先へと進むと、道の両側がレンガ積みに変わり、猿島要塞の重厚感のある風情を感じることができます。このエリアには「愛のトンネル」と呼ばれる総レンガ造りのトンネルがあり、島の反対側には日蓮上人が立ち寄られたともいわれる「日蓮洞窟」と呼ばれる洞穴もあります。

周囲の砂浜でバーベキューや釣りをすることもできるので、アクティブ派も充分満足できそうです。
自然と歴史ロマンあふれる、レンガ積みが特徴的な猿島。東京から日帰りで行くことができる幻想的な無人島へと赴き、夢とイマジネーションを広げて、豊かな心の冒険を楽しんでみるのもいいかもしれません。

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